江坂道場について

昭和50年(1975年)9月 渋谷『蔵脩館』・松戸市武道館にて江坂道場を開設

Contents:
創始者 江坂静厳
指導者紹介
入門のすすめ
初段までの稽古内容
高段者の稽古内容


創始者 江坂静厳


指導者紹介

渋谷道場

  • 名島政雄(範士)

松戸道場

  • 持麾秀一(範士)

  • 益村勝己(七段)


入門のすすめ

無雙直傳英信流の正統正流の業前は明治時代その道統
第十七代大江正路蘆州先生から
第十八代穂岐山波雄先生
第十九代福井春雄鉄骨先生
そして第二十代河野稔百錬先生
第二十一代福井虎雄聖山先生へと引継がれました。

江坂道場の館長である江坂弘静厳は、
第二十一代福井虎雄聖山先生の高弟であり、
福井虎雄聖山の師匠である河野稔百錬先生からも正統正流の業前と心を伝えられた数少ない一人であります。

正統正流無雙直伝英信流は極めて合理的で無駄の無い体運用が業の中に組込まれた素晴らしい居合道なのですが、明治以降百数十年の歳月が流れ去り往時の業前を正しく伝え残す道場は我江坂道場のみと云っても過言ではありません。

もし、あなたが居合道を志すなら是非とも正統正流の業前を後世に伝承させると云うスタンスで、往時の侍達が生死の間に体得した業前を通して自己研鑽を目指しましょう。 


初段までの稽古内容

江坂道場に入門していただくと、いよいよ正統正流の業前の稽古が始まります。
居合の動きの殆どが非日常的な動きで、“戸惑うばかり”が初心者の偽らざる感想だと思います。

1.下緒の持ち方

  • 刀の持ち方(帯刀前の)を覚えます。下緒の捌き方・持ち方も覚えます。

2.鍔の持ち方

3.左手で刀を持つ

  • 刀の持ち方(帯刀前の)を覚えます。左手と右手では持ち方が違います。

4.神前礼

  • 次は、礼式の所作を覚えます。神前に対する礼式です。

5.相互の礼

6.右手で刀を持つ

  • 刀の持ち方(帯刀前の)を覚えます。左手と右手では持ち方が違います。

7.刀礼

8.帯刀

9.下緒の位置

10.二歩幅

  • 居合における足捌きを覚えます。
    特に切り付け・切り下ろしなどの際の足幅(二歩幅)に慣れるようにします。
    初め、二歩幅は異常に広く感じて戸惑います。

11.刀の持ち方

  • 刀の柄の握り方(持ち方)を覚えます。
    刀を持った時の左手の位置など、覚えなければならない基本は沢山あります。

12.横血振り

まずは、上記のことからはじめてゆきます。


高段者の稽古内容

立膝

  • 「立膝」の業前を習得します。
    「立膝」は「正座」よりも昔に確立された業前と云われていて、座り方も鎧を着用した場合が想定されています。

納刀

「稽古における業」について詳しくは、
一般社団法人 正統正流無雙直傳英信流居合道国際連盟 ウェブサイト
無雙直傳英信流の業をご参照ください。

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